![]() 2004年12月19日。友達からメールがあって、 「10日後にライブがあるんだけど、 1バンド足りないんで良かったら出ない?」 とのお誘いがあった。 最近まあまあスタジオに入っているものの、 月イチくらいしか練習していなかった僕らUckiesだが、 これは良い機会だ。いろいろ話し合った結果、 「やってみよう!」という事になった。 ![]() しかし、ベースの岳次郎がお仕事の納会で 来られないことが判明。社会人バンドのツライ所だ。 仕方なく、ピアノの小林が鍵盤ベースを担当する事に。 ![]() ところが小林もお仕事で参加が微妙に…。 確実に出られるメンバーは、僕とギター、 キーボード、ドラムの4人になった。 この時点で練習できるのはあと2回。 しかも1回目はギター抜き。 音に厚みと広がりを持たせるため、僕もヴォーカルに 加えてアコースティックギターを担当することになった。 ![]() 曲はオリジナルから「I feel nothing」と 僕が最近作った「蒼い月まで」の2曲に加えて、 初めての人が多いので有名な曲を4曲。 「冷たい頬」(Spitz)「中央線」(The Boom) 「想い出がいっぱい」(H2O)「サヨナラバス」(ゆず) 計6曲を30分でやることに。 「中央線」はキーボード松本が歌い、「サヨナラバス」は 岩澤くんパートをギター原田が歌う事になった。 ![]() この写真は2回目のスタジオ。 ギター原田が仕事を抜け出してスタジオに駆けつけ、 急遽レンタルのギターを手にしたところ。 正直に言って、原田抜きで3回目の練習はかなり キツかった。かと言って後戻りは出来ない! それでもドラム奥村に付き合ってもらって タイミング練習など地味に着実に良いものを目指す。 12月28日、ついに最後の練習で全員揃い、 4時間がアッと言う間に感じられるような演奏ができた。 ![]() ついに本番当日を迎えた。 ちなみにバンド名はこの日だけ『ジュディー&オング』。 やっぱり全員が揃っていない以上『Uckies』ではない。 それでも真剣度は変わらない。 前日は夜中の1時まで練習して2時まで話し合って いたので、寝たのは3時。 「雨だけは降りませんように」と祈っていたら、 叶ったのかどうなのか何と大雪になってしまった。 原田と駅で待ち合わせて、 新大久保のライブハウス『Hotshot』へ。 朝の10時からリハーサル。みんな高校生くらいなのに 演奏が演奏が上手くて圧倒されてしまったが、 僕らも自分の音楽で頑張るしかない。 もうすぐ本番という頃になって緊張が高まる中、 大雪なのに友達が何人も来てくれた。 写真は、本番寸前に楽器の準備をしているところ。 ![]() ついにライブ開始!! スタート後しばらくは感覚も記憶もない。 ![]() キーボード松本の真剣な表情と、 ドラム奥村の演奏を楽しむ姿。 彼らは高校の後輩で歳こそ下ですが、 いつも音楽に対する姿勢を教えてもらっている。 ![]() ライブハウスの壁に映し出された映像。 やはりスタジオとは熱気と音が全然違う。 ![]() 演奏の合間にMC。 この頃には笑顔になっていた。 ![]() ついに演奏終了。汗だくだ。 30分のライブはアッと言う間だった。 終わった後に次のバンドを聴いていたら、 「今日演奏してたのは、とても好きな曲なんです。」 と話しかけてくれた人がいた。 ものすごい嬉しかった!! ![]() ライブ終了後の楽屋にて。 楽器運んでくれたり、雪の中聴きに来てくれた友達と。 予定が早まってしまい間に合わなかったみんな、 本当にごめんなさい。 いろいろ差し入れしてくれたみんな、 本当にありがとう! ![]() この日の4バンド全員と。 みんなモノスゴイ腕前だったなあ…。 彼らとは干支が一周するくらい歳離れていますが、 音楽を通して接すると、ただ普通に尊敬したり 感動させてもらったりできます。 こんな素晴らしい機会をくれた『スプラウト』の皆さんと、 年末の忙しい中しかも大雪の日に足を運んでくれた 友達みんなに感謝します! |